一宮市は濃尾平野の中央に位置し、木曽の清流と温和な気候、風土に恵まれ、古くから真清田神社の門前町として尾張北西部の経済の中心として繁栄してきました。
「一宮」という地名は、真清田神社が平安時代に尾張の国の「一の宮」であったことから呼ばれるようになりました。
現在、一宮は総合繊維産業都市として全国に知られていますが、その歴史は古く、平安時代にまでさかのぼります。
江戸時代には縞木綿や絹織物の生産地として広く知られ、明治以降は工業化された毛織物工業の中心地として急速な発展をとげました。市内のいたるところで織機の音が聞こえるようになり、昭和30年代に入ると全盛期を迎えます。
繊維業を営む、いわゆる「はたやさん」も多忙を極めました。しかし、事務所で商談や打ち合わせをしようにも織機の音がやかましい上に埃っぽくてできません。そこで彼らは喫茶店を応接間代わりに使うようになりました。多いときで一日に4回も5回も通ったそうです。これが一宮の、いや、愛知県の喫茶文化のはじまりです。
平成17年4月に尾西市と木曽川町との合併により、人口約38万人の新生「一宮市」が誕生しました。一宮の喫茶店は今でも大勢のお客で賑わっています。
私たち「一宮モーニング協議会」は、一宮の地場産業である繊維業から生まれた喫茶文化を全国にPRし、一宮の活性化につなげていきたいと思っています。